宇宙に思いを馳せるチラ裏

2009年9月11日金曜日 | |


私は、昔から宇宙開発に関する話題が好きです。
でも、宇宙をテーマにした名作アニメ「プラネテス」はちゃんと見ていませんうふふ。
近年では息子殿と二人で「FREEDOM」を何度も見ました。でもHDDVDプレーヤーが逝ったのでデータ消えました。

FREEDOMは、月で退屈に暮らしていた女に惚れやすい暴走ばかりするアホな男子が、月面で拾った地球の女の子の写真に一目ぼれして地球を目指すという話。監督はAKIRAの大友監督です。
後日談と合わせると、月→地球→月→地球と、地球に行っちゃ友達連れて行くために戻ったりしています。
ノウハウはあっても物資がない地球から月に戻る段階がいいです。

そんな感じで宇宙ダイスキー、色々な国のロケット打ち上げ中継を見るのが大好きなおいらですが、とりわけ自分の国だからという事もあってJAXAの宇宙開発の様子をウォッチするのは大好き。
かぐや(SELENE)の「月に願いをキャンペーン」に応募して、息子殿が元気に育つように(当時まだ産まれたばかりでした)という願いをSELENEに積んでもらったりしました。おかげさまでウザい位元気に育っております。SELENEはこないだ月面に落下して一生を終えました。

今回は、今までH-IIAロケットで運んでいた物よりも大きい物を運ぶロケットで、とてもふとましいボディを持ちH-IIAのエンジンを束ねたクラスタエンジンを携えた逞しいロケットH-IIBさん。
運ぶのは、無人で宇宙ステーションに物資を運ぶ衛星HTV、凄く重い食べ物やら実験器具やら積んだ見た目ドラム缶みたいな衛星ちゃん。
実はこれから補給が出来る機体がどんどん退役になります。スペースシャトルや、ロシアの機体やら。
日本は以前からNASAにこのHTVの構想を提案していたようです。「無人で物資を運ぶんだ。遠隔操作でステーションに近づけるよ。」
NASAには当初、「バーロー、そんなの針の穴に遠隔操作で糸通すようなもんじゃん、夢物語じゃん」なんて言われていたそうですが、JAXAの人たちの勤勉さやら知識やらに感銘したそうです。
今は、成功しなくてはいけない世界の宇宙開発の中でも大事なプロジェクトになっているそうです。

昨日は生理前に訪れる不思議なすんげえ頭痛に襲われながらもずっと打ち上げをネットの中継で見守っておりました。
やっぱりふとましく逞しいロケットは、普段よりも重量感たっぷりな様子でお空に上がっていきました。
この目で様子を見る事が出来ない相変らずの当たり前なもどかしさを感じつつ、HTV分離成功のアナウンスを聞きました。ちゃんと狙った軌道に乗ったようです。
これからHTVは一週間掛けて飛び方を覚えながらステーションに近づいて、ステーションのクルーにアームで捕まえてもらいます。それから物資をクルーに渡して、要らない物を積んでからステーションを離れ、そして大気圏に再突入して燃え尽きます。ちょっと切ない。

ここからは前代未聞といえるような大変な作業が待っているので、まだJAXAの方々は気が休まる事はないのでしょう。大変だなぁ、大事なお仕事って。

テレビのニュースでは2分程度の扱いなこのロケット打ち上げですが、裏ではとても大変な思いをしている人が沢山居るのです。とても凄いことだと思いました。

これから義務的にHTVは一年に一度位の頻度で打ち上げられるそうです。
あとは、アレですね。
遠くの惑星で石を拾うお使いをしていたはやぶさが、そろそろ地球に戻ってきます。
一人ぼっちで頑張って宇宙を旅してるなんて切ないよね、ボイジャーくんとか。
萌える。あ、やべ、また変態の血が。

そんな感じで、私はアホなんで詳しい難しい事はわからない口ですが、ずっと宇宙で頑張る皆さんを見守っていきたいです。

今日はスペースシャトルディスカバリーが帰って来る予定だったんですが、天候が悪くて明日移行に延期になったようです。
搭乗してる人たちはどう思ってるのかな。「あーん、まだ帰れないの?」かな。「やった、まだちょっとだけ宇宙に居られるんだ」かな。

私は新婚旅行の体験ダイビングの時ですらテンパりました。
だって、未知の空間だぜ。空気ないんだぜ。息吸えないんだぜ。
無言で海面に居た私の様子にインストラクターさんが直ぐ気付いて、ゆっくりゆっくりもぐらせてくれました。流石プロです。本当にお世話になりました。
宇宙なんて絶対無理だな。
もしも宇宙空間に放り出されたら、とか考えたらウオオオってなります。


以上、マニアックな昨日から今朝感じた事の日記でした。
SLの話はまた今度・・・

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